みなさん、こんにちは。LSLC 小野です。
ここ最近は、晴れることが多く34℃など高気温が多いバコロドです。
さて、今回はLSLCの課外アクティビティの1つであるマングローブ植林についてご紹介したいと思います。
LSLCマングローブ植林体験
そもそもマングローブとは?
マングローブとは、熱帯性気候の海水と淡水が混じる汽水域で林を形成する植物の総称です。
海水や柔らかい地面に適応するために、変わった形の根、葉、種を持っています。
特に海岸線や塩分濃度の高い湿地にはマングローブ以外の植物が育ちにくいため、このような場所でマングローブが喪失すると、波の浸食を受けやすい海岸線となります。
最近は、伐採されることが多いため、以前のマングローブ林で覆われていた海岸線がむき出しになり、台風や高波で村が被害にあったり、水産業が不振となることが起こっています。
1年で1mほど成長します。
マングローブを植林する効果は?
マングローブは、他の樹木に比べ二酸化炭素を多く吸収することから、地球温暖化の防止や気候変動の緩和にも繋がります。
運営法人はイカオ・アコ(名前の意味は現地語であなたとわたし)で
愛知県名古屋市に本部を置いている特定非営利活動法人(NPO法人)です。
1997年からネグロス島・ボホール島にてマングローブ植林活動を行っていて、現在までに、220万本ものマングローブが植林されています。
LSLCで実際にマングローブ植林体験!場所は?
バコロドの北にあるSilay cityのBalaring Mangrove Resortという場所にてマングローブ植林を実施しています。
寮からみんなでジプニーに乗り込んで向かいます。
所要時間は約50分ほどと少し遠いですね。
さらにジプニーを降りてからも植える場所まで約30分ほど歩きます。
ちなみに行くまでの道中は
こんな感じで最初は、民家の間を通って、さらに池の横の少し狭い道を歩きます。
その後、竹で頑丈に作られた橋をひたすら歩いていきます。
途中、小さな池みたいなところを渡る時は、土が入ったズタ袋が橋の代わりでした(笑)
すでに大きく成長したマングローブ林を抜けると…
はい、干潮の海に出ました!!
マングローブ植林ボランティアの計画を立てる際は、潮の満ち引きを必ずチェックします。
干潮の時間は、毎日変わるので午前中に行くこともあれば、午後に行くこともあります。
1人2つ、マングローブが渡されます。
そして、現地担当者のフィリピン人のブカイさんがまず最初に、植え方を教えてくれます。
植え方は、特に難しくはありません。
- 少し深めに穴を掘る。
- マングローブを穴に入れる。
- 土をかぶせて、しっかりと上から土を抑える。
以上です!
みなさん、慣れた手つきでどんどん植えていました。
植え終わった後は、みなさん沖の方まで歩いて行って、現地のフィリピン人の方と楽しくお喋りをしていました。
LSLCで環境保護活動!『マングローブ植林体験』〜編集後記〜
(ふと、土に目を凝らしてみるとカニがいました。)
マングローブ植林のご紹介はいかがでしたでしょうか?
ちょっと植える場所までに行くまでに大変ですが、イイ運動になるので環境保護体験との一石二鳥ですね!!(無理矢理感がすごい)
マングローブ植林の環境保護活動は、バコロドの他の語学学校では行っておらずLSLCでのみ体験ができます。
ぜひ、英語の勉強だけではなく環境保護活動も体験して、地球温暖化ストップに貢献しましょう!
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。
それではまた。
LSLC 小野