みなさん、こんにちは。LSLC 小野です。
先日、LSLCの生徒1名と一緒に、Silay cityにあるBalaring Mangrove Eco-Parkを訪れ、マングローブ植林体験を行いました。
今回はその模様をお伝えしたいと思います。
マングローブの大切さと植林の目的
マングローブは、海と陸のあいだに生える植物で、海の生態系を守るうえで欠かせない存在です。
「海の森」とも呼ばれるマングローブには、次のような効果があります👇
🌿マングローブの主な効果
-
海岸の侵食を防ぐ
根がしっかりと土をつかむことで、波や潮流による浸食を防ぎます。 -
津波や台風の被害を軽減する
マングローブの林が自然の防波堤となり、強い風や波を和らげます。 -
生き物のすみかになる
魚・カニ・貝・鳥など、多くの生き物がマングローブの中で生息しています。 -
二酸化炭素を吸収して地球温暖化を防ぐ
マングローブは森林よりも高い二酸化炭素吸収能力を持ち、気候変動対策としても注目されています。 -
地域の暮らしを支える
マングローブが育つことで漁業資源が増え、地域経済にも良い影響を与えます。
しかし最近は、都市開発や環境変化の影響でマングローブ林が減少しており、自然のバランスを守るために世界中で植林活動が行われています。
フィリピンのSilay cityにあるBalaring Mangrove Eco-Parkもその一つで、地元の人々が協力して海岸を守る活動を続けています。
Balaring Mangrove Eco-Parkでの体験
今回はLSLCの生徒1名とともに、Balaring Mangrove Eco-Parkを訪れ、実際にマングローブの植林を体験しました。
マングローブを植林するスポットまで車を降りてから、約15分ほど竹でできた橋を渡っていきます。
途中、すでに育っているマングローブ林の中を通ります。
今回、たまたま地元の子供たちに案内してもらうことができましたので、その時の写真をパシャリ。
竹橋を渡り終えると、Balaring Mangrove Eco-Parkの看板が目の前に現れます。
訪れた記念に看板前で写真を撮影しました。
その後、また少し海の方に向かって歩いていきます。
干潮の時間なので、潮が引いた地面剥き出しの海を見ることができます。
元々、雨予報だったのですが、晴れてよかったです。
フィリピンは急に雨が降ったと思ったら、晴れたりと天気の変動がよくあります。
LSLCの生徒も写真を撮っていました。
案内してくれた子供たちが、長い木の棒を使用してマングローブを植える穴作りをしてくれました。
みんなでたくさんの穴を開けてくれていました。
地元の子どもたちも一緒に植える作業を手伝ってくれました。
そして、英語を使って交流することで、生徒にとっても言葉を超えた学びの時間となりました。
マングローブ植林体験 at Balaring Mangrove Eco-Park 〜編集後記〜
今回のマングローブ植林体験は、木を植えるだけでなく、自然や地域の方々とのつながりを感じる貴重な時間でした。
マングローブを通して、環境を守ることの大切さはもちろん、人と人が協力し合うことの大切さも改めて感じました。
LSLCでは、今後も英語を学びながら地域と関わり、心に残る経験ができる活動を続けていきます!
それではまた。
LSLC 小野